御嶽海が披露宴 ハリー・ウィンストンの結婚指輪キラリ 大関復帰に意欲「もう1回上がって」 22年に1歳年上の一般女性と結婚公表
大相撲の幕内御嶽海(出羽海)が12日、都内のホテルで結婚披露宴を開き、角界関係者ら約500人が出席した。
2022年初場所後の大関昇進後、1歳年上の一般女性と結婚していたことを公表。コロナ禍もあり、2年かかって披露宴を迎えた。開宴前に取材に応じた御嶽海は「ようやくやれたのはうれしい」と頰を緩めた。
昨年7月に父・大道春男さんが74歳で死去。「おやじに一緒に参加してほしかったのはありますけどね。天国でにやにやしながら見ているんじゃないですか」と思いをはせた。父と母・マルガリータさんが築いた家庭が理想の形。「いろいろ言える家族でいたいなっていうのはありますかね。お母さんは陽気なので、静かに見守っているおやじというのが、頭に浮かんでくる。そういう家庭も憧れます」と未来を思い描いた。
結婚後は夫人の手料理が毎日のパワーの源。「帰っておいしい料理があるのは力になる」と明かし「勝っても負けても『今日はお疲れさま』って。他のことは言わない。落ち着きます」と気遣いにも感謝した。
高級ジュエリーブランド、ハリー・ウィンストンの結婚指輪を薬指に光らせ、笑顔で撮影に応じた御嶽海。この日は、豊昇龍の大関昇進祝賀会に出席後、自身の披露宴を開いた。「披露宴をしたい気持ちもありましたし、今日のを見て、大関の(昇進祝賀会)もダブルでしたかったという思いはありました」と心境を明かすと「気持ちは諦めていないので。もう一回上がって、今度こそできるように頑張りたい」と大関復帰に意欲。「これを機に、もう一回気持ちを新たに作り直して3月場所に臨んでいきたい」と気合を入れ直した。