「VIVANT」出演の富栄ドラム 4年ぶり国技館で相撲の魅力再認識 「白鵬杯」特別ゲストで審判も

 表彰式で並ぶ(左から)宮城野親方、中学生部準優勝の元・琴光喜の田宮啓司氏の長男・田宮愛喜君、富栄ドラム、鈴木おさむ氏(撮影・吉澤敬太)
 白鵬杯・決勝トーナメントで、東の審判を務める富栄ドラム(撮影・吉澤敬太)
 白鵬杯で宮城野親方(左)と笑顔を見せる富栄ドラム(撮影・吉澤敬太)
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 ドラマ「VIVANT」でブレークした元幕下力士の俳優・富栄ドラムが12日、東京・両国国技館で行われた大相撲の宮城野親方(元横綱白鵬)が主催する少年相撲の国際親善大会「白鵬杯」に特別ゲストとして登場した。

 表彰式でのプレゼンターに加えて、土俵下で審判も務めるなど、大会の盛り上げ役としてサポート。「年齢とか関係なく、勝負の世界はみんな熱い気持ちやそれぞれのドラマがある。胸を打たれて」と少年たちの取組を目の当たりにした心境を振り返り、約4年ぶりに足を踏み入れた国技館で「懐かしいなっていうのと、辞めてから何らかの形で相撲の繁栄に貢献できたらと思っていたので、みんなの力になれて良かった」と充実感に浸った。

 相撲の見方も研究のためだった現役時代から変化。「一般の方といろいろ触れ合う機会が増えて、相撲ってこんなに誇らしいスポーツなんだなと感じて、実際に体を張って戦うことってこんなにすごいことなんだなと実感しました」と魅力を再認識したという。力士としての経験も糧に、俳優として精進に励む毎日。今後の目標を「目の前の一つ一つをこなして、感謝の気持ちと謙虚なこと、初心を忘れず頑張るというのが僕なりの目標」と掲げた。

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