サニブラウンの使用済みシューズが3万9000円、田中希実は5万円超 陸上日本代表らが能登半島支援へオークション開始
日本陸連アスリート委員会は12日、能登半島地震の復興支援のためのチャリティーオークションをスタートした。毎年4月に石川県輪島市で競歩の日本選手権・35キロ競歩を開催するなど、能登半島とは日本陸連は縁が深い。
オークションには、昨年の世界選手権で男子100メートル6位入賞のサニブラウン・ハキーム(東レ)、男子3000メートル障害6位入賞の三浦龍司(順天堂大)、21年東京五輪1500メートル8位入賞の田中希実(ニューバランス)らが参加。日本代表、元代表の計29人が、五輪や世界選手権で実際に着用されたユニホームやシューズなどの直筆サイン入りグッズを出品している。
すべて5000円からのスタートで、開始から17時間経過した13日11時の時点で、サニブラウンが実際に使用したサイン入りシューズが52件の入札で3万9000円、田中希実が出品したシューズが68件の入札で5万1328円と、落札希望価格は高騰している。
オークションは3月3日22時まで行われ、収益は、日本赤十字社などを通じて被災地に寄付されるという。