伊藤美誠、6年半ぶりに世界ランク10位から陥落 日本勢2番手の14位 パリ五輪落選も「世界ランク1位」目標に再起

 国際卓球連盟(ITTF)は13日、最新の世界ランキングを発表した。女子は早田ひな(日本生命)が5位のままで日本勢トップをキープ。伊藤美誠(スターツ)はポイント失効のため10位から14位に下がったものの、日本勢では2番手のまま。15歳の張本美和(木下グループ)が16位、平野美宇(木下グループ)が18位、木原美悠(木下グループ)が24位で続いた。

 自己最高2位の伊藤がトップ10から陥落するのは、17年7月以来、約6年7カ月ぶりとなった。今夏のパリ五輪代表入りを逃したが、今月16日開幕の世界選手権団体戦(韓国・釜山)はメンバー入りしている。新たな目標として世界ランク1位を目指すことをモチベーションに掲げており、「誰も成し遂げたことのないことを成し遂げたい。海外の大会でどんどんランキングを上げて、日本人でもトップになりたいし、中国に勝たないと絶対に入れないので、そこを目指していきたい。一発の試合ではなく、積み重ねないといけない」と決意を新たにしていた。

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