翠富士が挙式 愛妻の白無垢姿に「すてきかな」と照れ笑い 4カ月の長女もお披露目 交際開始からプロポーズまで3カ月「スピード相撲なので」

 大相撲の幕内翠富士(27)=伊勢ケ浜=が14日、東京・富岡八幡宮で結婚式を挙げた。お相手は名古屋市出身の千尋さん(23、旧性川本)。昨年3月に婚姻届を提出した。

 千尋さんは後援会関係者の娘で、出会いは翠富士が入門1年目の部屋のパーティー。当時千尋さんは16歳で、顔見知り程度の間柄だったという。しかし、22年7月にひさびさに再会すると「きれいになったな」と好意を抱いた翠富士からアプローチして、同年8月に交際がスタート。翌月には東京に呼び寄せ、同年11月に九州場所に出発する空港で翠富士が指輪を渡してプロポーズした。

 「言葉にできないけど、何かフィーリングが合うところがあった」と翠富士。交際開始から3カ月のプロポーズを「スピード相撲なので。押しが大事っすね」と笑って振り返った。愛妻の白無垢(むく)姿には「すてきかなと思います」と、照れくさそうに目尻を下げた。千尋さんは「本当に真面目な方だなという印象で。付き合ったら、すごく名古屋に来てくれた。その行動力を見たら安心感がありました」と、頼もしげに夫を見つめた。

 昨年10月には、長女・一華(いちか)ちゃんも誕生。翠富士は「子供のためにできる限り、意識がしっかりしてくる時まで(現役を)やりたい。めっちゃ飲みに行ったりしてたのも、行かなくなりました」と、父の自覚が芽生えたことを明かした。家では料理を作るなどして、子育てをサポート。千尋さんも「結婚して、子供も生まれて、どんどんお父さんらしくなっています」とほほ笑んだ。

 節目の式を終え、春場所(3月10日初日、エディオンアリーナ大阪)に向かう。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は「家庭を持つということで責任も出てくる。それが相撲にいい方につながっていくのでは。気持ちの面では大人になったし、考え方もしっかりしてきた。まずは三役を目指して頑張ってほしい」とハッパ。一家の大黒柱となった翠富士は「とりあえずは三役に上がって。成績を落とさないように頑張りたい」と、目標の新三役へ気合を入れ直した。

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