パリ五輪切符獲得へ、鈴木亜由子、細田あい、加世田梨花がエントリー 名古屋ウィメンズで日本新へ
今夏のパリ五輪出場権を兼ねたマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)ファイナルチャレンジを兼ねた名古屋ウィメンズマラソン(3月10日)の招待選手記者発表会見が15日、名古屋市内で行われた。
21年東京五輪代表の鈴木亜由子(日本郵政グループ)、MGC3位の細田あい(エディオン)、昨年の世界選手権代表の加世田梨花(ダイハツ)らが招待選手としてエントリーされた。
3枠あるパリ五輪の枠は残り1枠。1月の大阪国際女子マラソンで、21年東京五輪代表の前田穂南(天満屋)が2時間18分59秒で、05年のベルリンマラソンで野口みずきがマークした2時間19分12秒の日本記録を塗り替え、3枠目の1番手となった。名古屋ウィメンズの出場者は、前田の記録を上回った上で日本勢最上位にならないと五輪切符を獲得できない。