八村塁 自己最多36点 3点シュート6本 前半戦覚醒締め「リズムをつかめている」
「NBA、ジャズ122-138レイカーズ」(15日、ソルトレークシティー)
レーカーズの八村塁は敵地ソルトレークシティーで行われたジャズ戦に6試合連続先発出場し、33分38秒プレーして自己最多の36得点、2リバウンドだった。チームは138-122で3連勝し、30勝26敗で前半戦を終えた。グリズリーズの渡辺雄太は本拠地メンフィスでのロケッツ戦で出番がなかった。
覚醒を感じさせる大爆発だった。大黒柱のジェームズらが欠場の中、八村が自己最多36得点の大暴れ。「ここ数試合、みんなが僕に頼ってボールを託してくれるようになった」と、信頼に見事に応えた。
果敢なドライブ、正確な3点シュートで得点を重ね続け、3点シュート6本成功は最多、シュート成功13本は最多タイと自己記録ずくめ。司令塔のリーブスは「塁が最初のシュートをいくつか決めると、いいことがある」と笑った。Xの全米トレンドにも「Rui Hachimura」が浮上するなど、強烈なインパクトを残した。
前半戦を最高の形で終えた。八村は「リズムをつかめている。このまま勢いにのって後半戦にいきたい。オフが何日かあるが、この感じを忘れずしっかりできたら」と表情を引き締め、さらなる活躍を期した。