羽生結弦さんのアイスショー佐賀公演 経済波及効果は約4億8210万円 県が試算公表 国内、中国、韓国、タイ、フランスなどから来場
佐賀県は16日、プロスケーターの羽生結弦さんが1月12、14日にSAGAアリーナで行ったアイスショー「Yuzuru Hanyu ICE STORY 2nd “RE_PRAY”TOUR」の経済波及効果が約4億8210万円だったと発表した。
公演には国内だけでなく、中国、韓国、タイ、フランスなど世界各国からもアリーナに来場があり、同イベントに合わせて佐賀県、佐賀市なども共同で「#RE_PRAY_SAGAほとめきプロジェクト」と題した企画を実施した。
来場者は1万600人で県内2割、県外8割と仮定、主催者150人は全員県外で9日滞在したと仮定。消費額は計3億1409万円。宿泊費1億4535万円(県外来場者のうち7割が県内宿泊と仮定)、交通費2999万円、飲食費7521万円、買い物6354万円と試算した。産業連関表に基づいた算出で経済波及効果を合計約4億8210万円とした。
過去に試算した経済波及効果イベントは、B‘zコンサート(2日間)が約3億8600万円、プリンスアイスワールド(2日間)が約9380万円だったという。