卓球日本男子は不戦勝スタート ナイジェリア棄権に張本智「残念」

 「卓球・世界選手権団体戦」(16日、釜山)

 開幕し、男子で1次リーグ5組の日本は、対戦予定だったナイジェリアが棄権したため不戦勝となった。日本はベスト8進出でパリ五輪の団体の出場権を獲得し、五輪シングルス2枠を得る。

 パリ五輪の出場権獲得が懸かる今大会は男女各40チームが出場し、8組に分かれて1次リーグを戦う。シングルス5試合で3勝したチームが勝つ方式で争われ、1次リーグを勝ち抜いた24チームが21日からの決勝トーナメントに進む。

 日本は試合直前にナイジェリアの棄権を知らされ、不戦勝スタートとなった。エースの張本智は「フルメンバーの相手と試合をしたかった。残念」と素直に話した。世界選手権デビューがお預けとなった篠塚は「早く試合をしたい気持ちがある。いい準備をし、いい状態で試合に臨めたら」と語った。この日、予定していたオーダーには戸上が不在。張本智によると、発熱のため復帰時期が見通せないという。他の選手の奮起は欠かせなくなりそうで、田中は「起用された時に『出して良かったな』と思われたい」と話した。

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