卓球日本女子 平野美宇が世界ランク709位に大苦戦も逆転勝ち 0-2から3ゲーム連取「ようやく挽回できた」

 イラン戦でプレーする平野美宇
 イラン戦の第2試合で勝利し、ガッツポーズする平野美宇
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 「卓球・世界選手権団体戦」(17日、釜山)

 女子1次リーグ2組で世界ランク2位の日本は、同35位のイランと対戦し、黄金世代トリオの活躍で3-0で勝利し、2連勝を飾った。

 2番手で出たパリ五輪シングルス代表で世界ランキング5位の平野美宇(23)=木下グループ=は、同709位のアシュタリに大苦戦。2ゲームを先取され、第3ゲームは取ったが、第4ゲームもマッチポイントを握られた。これをなんとかしのぎゲームカウントを2-2としたが、最終ゲームも先にマッチポイントを握られる大ピンチ。ここから13-11として、3ゲーム連取で3-2で勝利した。

 試合後は3ゲームからどのように立て直したか問われ「相手のバックが異質の選手だったので、思ったよりやりにくかったので苦戦してしまった。最後はところどころ相手のフォアにいってからバックに戻したりというふうにすることができて、ようやく挽回することができた」と振り返った。サーブについても「短いサーブだとバックでのレシーブが厳しかったので、長いサーブを入れながら戦いました」と話した。

 日本は1番手で今大会初出場の伊藤美誠(23)=スターツ、3番手でエースの早田ひな(23)=日本生命=がいずれも3-0で勝った。18日は南アフリカと対戦する。

 パリ五輪の出場権獲得が懸かる今大会は男女各40チームが出場し、8組に分かれて1次リーグを戦う。シングルス5試合で3勝したチームが勝つ方式で争われ、1次リーグを勝ち抜いた24チームが21日からの決勝トーナメントに進む。

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