パリ五輪の出場権獲得が懸かる卓球の世界選手権団体戦第2日は17日、韓国の釜山で1次リーグが行われ、女子の第1試合に登場した伊藤美誠が、パリ五輪選考レースを終えてから初の実戦を白星で飾った。早いタイミングの攻撃や多彩なサーブで相手を翻弄。約20分で完勝し「初戦にしてはすごく良かった」と笑みを浮かべた。
五輪出場を逃した後は世界ランキング1位を新たな目標に掲げ、再出発。痛めていた肋骨や腰の状態は改善しているそうで「試合をするのがすごく楽しいと感じた。みんなで盛り上げて、自分も楽しみたいし、爆発したい」と明るく話した。(共同)