大橋悠依が納得の同着V「東京五輪後1番速い」200メートル個人メドレー パリ五輪選考まで残り1カ月

 女子200メートル個人メドレー決勝で同タイムで優勝し松本信歩(左)と握手する大橋悠依
 女子200メートル個人メドレー決勝で力泳する大橋悠依
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 「競泳・コナミオープン」(18日、東京アクアティクスセンター)

 女子200メートル個人メドレー決勝が行われ、21年東京五輪同2冠の大橋悠依(イトマン東進)と、松本信歩(東京ドーム)が2分10秒07で同着優勝した。昨年の世界選手権(福岡)代表の成田実生(金町SC)は、自己ベストを更新する2分10秒11で3位となった。

 大橋は第2泳法の背泳ぎでトップに立ち、後続の追い上げを耐えて1位を死守した。前日の400メートル個人メドレーは序盤から出力を上げるテーマで泳いだが、この日のレースは恩師・平井伯昌氏から電話で助言を受け、後半100メートルを意識。国際大会を見据えて予選から2分12秒台と上々の記録を出し、「高いレベルで(予選と決勝の2レースを)そろえることができてよかった。(決勝は)東京五輪が終わってから1番速い」と納得の表情を見せた。

 国際大会代表選考会(3月17日開幕、東京アクアティクスセンター)で派遣標準記録(2分10秒70)を突破した上位2人が、24年パリ五輪代表に内定する。若手の台頭もあり、派遣標準記録以上のデッドヒートが予想される。「絶対に五輪には行きたいと思っている。危機感を持ちながら、自分のやるべきことをやって自信を持って、まずは最初の400メートル個人メドレー(大会3日目、19日)を迎えられるようにしたい」と力を込めた。

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