柔道 阿部一二三&詩が紳士と貴婦人に ドレスアップしてプレゼンター務める フェブラリーS
柔道の東京五輪金メダリスト阿部一二三(26)=パーク24=と詩(23)=同=のきょうだいが18日、東京・府中市の東京競馬場で行われたJRAのG1・フェブラリーSでプレゼンターを務めた。いつもの柔道着とは打って変わって、一二三は黒のスーツに蝶ネクタイ、詩はレイヤードのスーツにジョッキーブーツと、紳士と貴婦人のようにドレスアップ。表彰式では、11番人気のペプチドナイルとのコンビでレースを制した藤岡佑介騎手(37)と記念撮影に収まった。
一二三は「プレゼンターを務めさせていただき、大変光栄でした。レースに躍動感、競馬場のお客さまの熱気と歓声に、とても感銘を受けました。機会がありましたら、また東京競馬場に来たいです」と、競馬場に詰めかけた5万人近い大観衆の盛り上がりに感激した様子。詩も「お客さまの大歓声・迫力あるレースで興奮が冷めない中、プレゼンターを務めさせていただき、大変貴重な時間となりました。生で競走馬が走る姿をみて、その臨場感や駆け抜けていく音に感動しました」とJRAを通じてコメントした。また、2人は最終レース終了後にパドックでトークショーを行った。
この夏に控えるパリ五輪では、ともに連続での金メダル奪取に挑む。ジャンルは違っても、最高峰の舞台で闘うサラブレッドの迫力に刺激を受けたようだった。