競泳・大橋 五輪選考会へ調整上々V 個人メドレー好タイムに納得

 「競泳・コナミオープン」(18日、東京アクアティクスセンター)

 女子200メートル個人メドレー決勝で、東京五輪2冠の大橋悠依(イトマン東進)と松本信歩(しほ)=東京ドーム=が2分10秒07で同着優勝した。昨年の福岡世界選手権代表の成田実生(金町SC)は2分10秒11で3位。同種目のパリ五輪代表は、国際大会代表選考会(3月17日開幕、東京アクアティクスセンター)で派遣標準記録(2分10秒70)を突破した上位2人が内定する。

 大橋はトップを死守した。前日の400メートル個人メドレーは序盤から出力を上げるテーマで泳いだが、この日は恩師・平井伯昌氏から電話で助言を受け、後半100メートルを意識。好タイムに「東京五輪が終わってから一番速い」と納得の表情を見せた。若手の台頭でデッドヒートが予想される選考会。28歳の五輪金メダリストは「絶対に五輪には行きたい。危機感を持ちながら自信も持って、最初の400メートル個人メドレーを迎えられるように」と力を込めた。

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