世界卓球 男子最年長45歳ガルドシュの奮闘に称賛の声渦巻く 「明日から仕事頑張れる」「勇気もらった」
「卓球・世界選手権団体戦」(21日、釜山)
決勝トーナメント2回戦で日本と対戦したオーストリアのガルドシュに称賛の声が送られている。
ガルドシュは今大会に出場している男子選手の中で最年長となる45歳。世界ランキングは105位だが、同73位の篠塚大登と対戦した第2試合では、第1ゲームを奪われながら第2ゲームを11-9で奪い返した。第3、第4ゲームを連続で落として1-3で敗れはしたが、速さに対応する高い動体視力を要求される卓球において、不惑を超えてなおレベルの高いプレーを見せるガルドシュにSNSでは称賛の声が渦巻いた。
「この試合見てたら、明日から仕事頑張れる」「20歳の選手と対等に渡り合ってるなんてスゴい」「勇気もらった」「とても45歳のプレーには見えない」といった反響が寄せられている。
また、1次リーグで日本女子と対戦したルクセンブルクには、中国生まれで60歳のレジェンド、ニー・シャー・リエン選手がいる。15歳の張本美和との45歳差対決では0-3のストレート負けを喫したが、敗北直後に優しい笑みを浮かべて握手を交わすシーンがあった。