バスケ男子日本代表・最年少18歳川島 パリ五輪へアピール誓った「アグレッシブな守備を意識していきたい」
バスケットボール男子日本代表は21日、2025年アジア・カップ予選のグアム戦(22日)、中国戦(25日)が行われる会場の東京・有明コロシアムで練習を行った。選手にとっては、24年パリ五輪に向けたメンバー争いの意味合いが強い2連戦。最年少の川島悠翔(18)=NBAグローバルアカデミー=は、憧れの夢舞台出場へ猛アピールする。
あどけない表情から覚悟ものぞかせる。トム・ホーバス体制で初のA代表戦となる川島は、アジア・カップ予選の2連戦へ向けて「緊張はするけど、すごい楽しみ。リバウンド、ペイントアタック、アグレッシブな守備を意識していきたい」と意気込みを語った。
身長202センチ。強豪の福岡大大濠高を中退し、現在はNBAグローバルアカデミーで競技に打ち込む。サイズを生かしたリバウンドや、当たり負けしないドライブが武器のオールラウンダーだ。
3点シュートに課題は残るが、八村塁、渡辺雄太と同じポジションをこなせるため、貴重な交代役として五輪メンバー入りの可能性は十分ある。川島は「(八村)塁さん、(渡辺)雄太さんのつなぎ役として出られたら。(アジア・カップ予選の)チャンスを生かして、五輪メンバー入りを目指して頑張りたい」と誓った。