ホーバスJがパリ五輪イヤー白星発進 グアムに快勝 河村勇輝がチームトップの15得点 新戦力ハレルソン11点、18歳川島6点

 第2クオーター、攻め上がる日本代表・河村勇輝=有明コロシアム(撮影・堀内翔)
第3Q、攻め上がる河村(撮影・堀内翔)
 第3クオーター、厳しい表情を見せるトム・ホーバス監督=有明コロシアム(撮影・堀内翔)
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 「バスケットボール男子アジア・カップ予選、日本代表77-56グアム代表」(22日、有明コロシアム)

 世界ランキング26位の日本は、同76位のグアムを77-56で破った。トム・ホーバス体制では、昨夏のワールドカップ以来173日ぶりの実戦。24年パリ五輪イヤー初戦を白星で飾った。

 第1クオーター(Q)は河村勇輝(横浜BC)のフリースローで先制。初招集で帰化選手のジョシュ・ハレルソン(佐賀)の3本の3点シュートも飛び出し、17-12とリードした。

 第2Qは攻守でかみ合わず35-36と逆転を許したが、第3Qから反撃。中でも最年少の川島悠翔(18)=NBAグローバルアカデミー=が見せ場を作った。富樫勇樹(千葉J)のパスからレイアップシュートで初得点すると、相手を置き去りにするドライブで連続得点。ブロックショットも飛び出し、チームを波に乗せた。

 河村がチームトップの15点6アシストでけん引。新戦力のハレルソンは11点、川島は6点をマークした。

 W杯で48年ぶりとなる自力五輪切符を獲得した日本は、24年パリ五輪で8強入りを目指す。25日はアジア・カップ予選の2戦目として中国戦を迎える。FIBA公式戦に限れば1936年ベルリン五輪から勝利できていない。強敵を撃破して、今夏の夢舞台へ弾みを付ける。

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