卓球日本男子 中国に敗れメダル逃す エース張本智ガックリ 世界2位に屈す
「卓球・世界選手権団体戦」(22日、釜山)
日本の男子は10連覇中の中国と対戦したが、松島輝空(木下グループ)、張本智和(智和企画)、篠塚大登(愛知工大)がそろって敗れた。0-3で完敗を喫して、2大会連続のメダル獲得はならなかった。
エース張本智は第2試合で世界ランキング2位の王楚欽に屈した。第1ゲームはラリー戦で引かずに先取。しかし、2ゲーム目以降は甘くなった球を鋭いコースに強打され、主導権を握られた。敗戦が決まると、悔しそうにうなだれた。2022年の前回大会は樊振東と王楚欽を破る殊勲の2勝を挙げた。「少しでも前回がちらついたら、簡単に負ける。とにかくフレッシュな気持ちで挑みたい」と臨んだが、厚い壁にはね返された。