バスケ男子日本 五輪イヤー白星発進 ホーバス監督「次はもっといいバスケットを」昨夏のW杯以来173日ぶり実戦
「バスケットボール男子・アジア・カップ予選、日本代表77-56グアム代表」(22日、有明コロシアム)
世界ランキング26位の日本は、同76位のグアムを77-56で破った。トム・ホーバス体制では、昨夏のワールドカップ以来173日ぶりの実戦。24年パリ五輪イヤー初戦を白星で飾り、指揮官は「このメンバーで集まって1週間ぐらい。できていないこと、タイミングとかある。これからきれいなバスケットをやりたい」と総括した。
馬場雄大(長崎)はコンディション不良のため欠場となったが、ロスター11人全員がコートに立った。前半は3点シュート一辺倒の攻撃になり、35-36と先行を許したが、第3クオーター(Q)から修正。最年少の川島悠翔(18)=NBAグローバルアカデミー=のレイアップシュートや、ドライブで流れを引き寄せると、河村勇輝(横浜BC)は15得点6アシスト、初招集で帰化選手のジョシュ・ハレルソン(佐賀)は11得点、21リバウンドと活躍し、勝負を決めた。
W杯で48年ぶりとなる自力五輪切符を獲得した日本は、24年パリ五輪で8強入りを目指す。25日は中国戦。ホーバスジャパンとして初めて戦った国で、当時は2連敗を喫した。「今日はうちのバスケットできなかったけど、次の試合(25日の中国戦)はもっといいバスケットをしたい」と指揮官。難敵を撃破し、今夏の夢舞台へ弾みを付ける。