卓球日本女子 15歳の張本美和が驚異の粘り腰で逆転勝ち 0-2から3ゲーム連取で準決勝第1試合制す
「卓球・世界選手権団体戦」(23日、釜山)
女子決勝トーナメント準決勝が行われ、第1試合はこの大会チーム7試合目にして初めて1番手に起用された15歳で世界ランキング16位の張本美和が、同65位の香港・杜凱琹(と・がいきん)と対戦。
第1ゲームは中盤まで優位に進めたが7-11で落とし、この大会で初めてゲームを奪われた。第2ゲームは7-8とリードを奪われたところでの相手のタイムアウトで、この日はリザーブメンバーに回った伊藤美誠から助言を送られた。直後のポイントは取ったが、9-11と2ゲーム連続で失った。
後のなくなった第3ゲームは立ち上がりから2ポイントを先取すると、リードを奪われることなく11-4で1ゲームを奪い返すと、第4ゲームも11-6と連取し、2-2のタイに追いついた。
運命の第5ゲーム。進化を続ける恐るべき15歳はラケットを振り抜く積極的なプレーを展開して11-5で制し、瀬戸際からの大逆転勝利を収めて流れを導いた。