熊野本宮大社で横綱土俵入り 照ノ富士関、世界遺産20年

 和歌山県田辺市の熊野本宮大社で24日、大相撲の横綱照ノ富士関が土俵入りを奉納した。神前で力強く四股を踏む姿に、集まった約600人の観客から拍手がわき起こった。

 熊野本宮大社や熊野古道で知られる世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」が今年7月、遺産登録から20年を迎えるのを記念して行われた。

 照ノ富士関は「よみがえりの地といわれる熊野本宮大社で土俵入りができてうれしい。これをきっかけに大阪場所で成果を出せれば」と話した。

 同県新宮市から訪れた公務員谷口佳奈さん(29)は「神聖ですがすがしい雰囲気の中、横綱の迫力ある姿が見られてうれしい。記念の一日になった」と喜んでいた。

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