中国に劣勢の卓球女子日本「伊藤美誠監督」献身的なサポートにネット注目「理想の上司や」「良かったプレーも褒めてる」
「卓球・世界選手権団体戦」(24日、釜山)
女子決勝が行われ、世界ランキング2位の日本女子は同1位で6連覇を狙う中国と対戦。リザーブメンバーに回った伊藤美誠は献身的なサポートで仲間を支えた。
東京五輪の混合ダブルスで金メダルも獲得した伊藤だが、パリ五輪では代表から落選。今大会はリザーブメンバーに回る試合もあるが、落ち着いた様子で座り、的確にアドバイスを送る姿が注目を集めている。
一方で、伊藤は23日にインスタグラムのストーリーズで「私が選手の応援の仕方が気にくわない方たちがいるようで、応援の仕方にも人それぞれあると私は思います」と、一部の批判の声に反論していた。
ファンから激励のメッセージが届く中、伊藤はこれまで通りのスタイルを変えずに仲間をサポート。第1試合では劣勢の張本美和を鼓舞し、「接戦になるとめっちゃきってくるから、一本いれていくのはありかも」、「あのラリーは惜しかった。レシーブはいい感じだった。あとは思い切ってやるだけ」などと背中を押した。
第2試合でも早田ひなが第1ゲームを落とすと、「ストレートめっちゃ多いから、きょう。ひなにフォアに打たせて最後バーッときてるから」などと、相手選手の特徴や傾向もふまえて声をかけた。
ネットでは「伊藤美誠監督」、「伊藤美誠ちゃん一生懸命でいい」、「良かったプレーも褒めてしっかりモチベも高めてる 理想の上司や」、「やっぱり頭いい選手やわ」などの声が寄せられている。