世界卓球女子 6大会連続優勝の中国 最後に負けたのはいつ?勝った国はどこ?
「卓球・世界選手権団体戦」(24日、釜山)
女子決勝が行われ、世界ランキング2位の日本は同1位の中国に2-3で敗れ、53年ぶりの世界一はならなかった。
2度の8連覇を含む直近24大会で22度の優勝を誇る中国は、これで大会6連覇を果たしたが、最後に敗れたのはいつで、負けた相手はどこだったのだろうか。
王者が最後に敗れたのは2010年のモスクワ大会で、シンガポール相手に1-3と苦しめられ、大会9連覇を阻まれた。当時のシンガポールは選手全員が中国出身だった。
現在、シンガポールは世界ランキング6位で、今大会の1次リーグではルーマニアとスウェーデンに敗れて2勝2敗の3位で決勝トーナメントに進出。だが、同1回戦でポーランドに0-3のストレート負けを喫して姿を消している。
中国は第1試合で世界ランキング1位の孫穎莎が15歳の張本美和を3-0のストレートで破った。
第2試合では東京五輪女子シングルス金メダルで同3位の陳夢が、早田ひなを相手に第1ゲームを先取しながら、そこから3ゲームを連取される逆転負けで試合を振り出しに戻された。
第3試合では同2位の王芸迪が過去4勝1敗とリードしていた平野美宇を相手にまさかのストレート負けを喫し、1勝2敗と追い込まれた。
エース対決となった第4試合は、孫穎莎が早田を3-0のストレート勝ちで下し、2勝2敗のタイに戻した。
運命の最終第5試合は、陳夢が張本を3-1で下し、王者の底力を見せた。