雨天で大阪マラソンスタート 残り1枠五輪切符は2時間5分50秒切りが必須条件 土方英和、大塚祥平らが出走 今大会は新コース

 「大阪マラソン」(25日、大阪府庁前~大阪城公園)

 今夏のパリ五輪の代表選考となるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)ファイナルチャレンジを兼ねてスタートした。残り1枠の五輪切符をかけ、2時間6分26分の自己記録を持つ土方英和(旭化成)、2時間6分57秒の自己記録を持つ大塚祥平(九電工)らが出走する。パリ五輪代表に決まっている小山直城(ホンダ)も五輪前最後のマラソンに挑む。

 男子マラソンのパリ五輪代表枠は3。昨秋のMGCで1位の小山、2位の赤崎暁(九電工)が既に内定済みとなっている。残る1枠は今大会と東京マラソン(3月3日、東京)を経て決まる。現在はMGC3位の大迫傑(ナイキ)が最有力候補で、MGCファイナルチャレンジ設定記録(2時間5分50秒)を突破した選手がいれば、突破した選手の記録最上位の選手に決まる。

 今大会は、日本陸連ロードランニングコミッションリーダーの瀬古利彦氏のリクエストにより、折り返しや上り坂が減らされた。あいにくの雨天となったが、五輪切符をかけて運命の一戦がスタートした。

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