パリ五輪内定の小山直城が雨中のレースを自己ベストで3位 「失うものはなかったので積極的に」「雨が得意」

 ゴールする小山直城(撮影・中田匡峻)
 優勝した国学院大・平林清澄(左)は記念撮影で笑顔を見せる。右は小山直城(撮影・中田匡峻)
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 「大阪マラソン」(25日、大阪府庁前~大阪城公園)

 昨秋のMGC1位の小山直城(ホンダ)が自己ベスト更新の2時間6分33秒をマークし、日本人2番目となる3位でゴールした。すでにMGCでパリ五輪内定を勝ち取っているため「何も失うものはなかったので、積極的にチャレンジしようと考えていた」と思うようにレースを運んだ。

 先頭集団から30キロでいったん前に出たが、31キロ過ぎで優勝の平林清澄=国学院大=に追い付かれ、32キロ付近で後れを取った。「まだまだ力不足」としたが、目標のパリ五輪に向けた想定で起伏のある大阪の街を走り「パリのコースは起伏が激しいので今後は起伏対策と暑さ対策をしていかないといけない」と分析した。

 この日は気温の低い雨天のマラソンとなったが「MGCの時もそうでしたが雨が得意。この天候が自分にとってよかったのかと思う」と前向きに捉えた。「今回のはタイムを意識したレース。目標である自己ベスト更新をクリアできたのはとてもうれしい」と終始にこやかだった。

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