バスケットボール日本男子 河村「一人一人の自信に」88年ぶりに中国撃破に貢献 12得点、4アシスト

 第4Q、シュートを打ちに行く河村勇輝(撮影・吉澤敬太)
 中国に勝利し、河村勇輝(手前)を抱きしめるトム・ホーバス監督(撮影・吉澤敬太)
 第1Q、懸命に攻める河村勇輝(中央)=撮影・吉澤敬太
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 「バスケットボール男子・アジア・カップ予選、日本代表76-73中国代表」(25日、有明コロシアム)

 世界ランキング26位の日本は、同29位の中国を76-73を破った。FIBA管理の主要国際大会では、1936年ベルリン五輪以来88年ぶりの勝利。トム・ホーバス体制で迎えた公式戦初陣(2021年11月)で敗れた相手に、リベンジを果たした。

 昨夏のワールドカップメンバーの河村勇輝(横浜BC)は27分20秒出場し、12得点、4アシストを記録した。司令塔としてゲームをコントロールし、積極的なドライブから味方のシュートチャンスを何度も演出。苦しい時間帯では3点シュートを含む連続得点を決めた。

 「スタートからチームに迷惑をかけた」と河村らしく自身を辛口評価した上で、88年ぶりの勝利には「ステップアップしている実感は、内容だけではなくて結果でも感じられる。これが一人一人の自信になるし、その自信がプレーに表れてくる」とうなずいた。

 8強入りを掲げる今夏のパリ五輪に向けて、難敵撃破で大きな弾みを付けた日本。「W杯では2カ月練習してあうんの呼吸で、5人がプレーできていた。今回は練習期間が短く、目指しているバスケットにはほど遠い内容になった。そこは伸びしろだと思う」とさらなる成長を誓った。

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