若元春が再関脇、朝乃山は西前頭筆頭で三役復帰目前 大相撲春場所番付発表
日本相撲協会は26日、大相撲春場所(3月10日初日、エディオンアリーナ大阪)の新番付を発表した。初場所で9回目の優勝を飾った照ノ富士(伊勢ケ浜)が1人横綱を務め、霧島(陸奥)、豊昇龍(立浪)、貴景勝(常盤山)、昇進した琴ノ若(佐渡ケ嶽)の4大関となった。1横綱4大関は2021年名古屋場所以来。
初場所を途中休場した貴景勝は、昨年秋場所以来8度目のかど番となる。
若元春(荒汐)が2場所ぶりの再関脇、阿炎(錣山)が2場所ぶりの再小結、錦木(伊勢ノ海)が3場所ぶりの再小結となった。
元大関の朝乃山(高砂)は西前頭筆頭となり、三役復帰目前に迫った。
新入幕の初場所で11勝を挙げた大の里(二所ノ関)は、西前頭5枚目に番付を上げた。
再十両は元関脇の若隆景(荒汐)、元幕内の伯桜鵬(宮城野)と北磻磨(山響)、対馬洋(境川)の4人。北磻磨は戦後2位の高齢となる37歳6カ月29日での再十両で、9度目の十両昇進は史上1位タイ。
新十両なしは、21年夏場所以来。
〈大相撲春場所 幕内番付〉
【横綱】照ノ富士
【大関】霧島、豊昇龍、貴景勝、琴ノ若
【関脇】大栄翔、若元春
【小結】阿炎、錦木
【前頭1】宇良、朝乃山
【前頭2】熱海富士、明生
【前頭3】王鵬、隆の勝
【前頭4】翔猿、平戸海
【前頭5】翠富士、大の里
【前頭6】剣翔、豪ノ山
【前頭7】金峰山、玉鷲
【前頭8】阿武咲、高安
【前頭9】北勝富士、琴勝峰
【前頭10】正代、御嶽海
【前頭11】一山本、佐田の海
【前頭12】湘南乃海、島津海
【前頭13】竜電、美ノ海
【前頭14】錦富士、北の若
【前頭15】妙義龍、狼雅
【前頭16】遠藤、大奄美
【前頭17】尊富士