尊富士が最速タイ新入幕 新十両1場所通過は7人目 北の若ら4人が再入幕 大相撲春場所番付発表

 日本相撲協会は26日、大相撲春場所(3月10日初日、エディオンアリーナ大阪)の新番付を発表し、尊富士(24)=伊勢ケ浜=が新入幕を果たした。

 初土俵から所要9場所は、最速タイのスピード昇進となる(年6場所制となった1958年以降初土俵、幕下付け出し除く)。伊勢ケ浜部屋からは22年九州場所の熱海富士以来。青森県出身では22年名古屋場所の錦富士以来戦後45人目。日大からは昨年九州場所の美ノ海以来戦後8人目。

 尊富士は初場所を13勝2敗で新十両優勝。新十両の翌場所で新入幕(1場所15日制時)は、13年秋場所の遠藤以来7人目となる。

 また、錦富士(伊勢ケ浜)、北の若(八角)、狼雅(二子山)、大奄美(追手風)が再入幕を果たした。

 ▽スピード新入幕(1958年以降初土俵、幕下付け出し除く)

 ①常幸龍 9場所

 ①尊富士 9場所

 ③大砂嵐 10場所

 ③北勝富士 10場所

 ⑤琴欧洲 11場所

 ⑤阿覧 11場所

 ⑤正代 11場所

 ⑤友風 11場所

 ▽新十両の翌場所新入幕(1場所15日制時)

 ・吉井山 49年秋

 ・米川 51年春

 ・大輝煌 91年初

 ・市原 08年初

 ・隆の山 11年秋

 ・遠藤 13年秋

 ・尊富士 24年春

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