森ひかる 日本のパリ五輪出場枠獲得に「いい大会になった」年明けから拠点を金沢に戻す 地震の影響も受け「新幹線が停電で止まったことも」

 トランポリンで今夏のパリ五輪予選を兼ねるワールドカップ(W杯)アゼルバイジャン大会で五輪枠獲得を確実とした日本女子代表が27日、成田空港に帰国した。19年、22年の世界選手権を個人で制した森ひかる(TOKIOインカラミ)は「(五輪枠の)ポイントはある程度取れていたのでプレッシャーはあまりなく、いい大会になった」とうなずいた。

 年明けから、金沢学院大クラブで恩師の丸山章子さんに指導を受けるため、拠点を金沢に戻した。森は22年3月に同校を卒業し、東京に拠点を移していた。

 1月1日の能登半島地震発生時は東京にいた。ただ、「体育館が使えなくなってしまったり、金沢駅に行っても電気が落ちそうになっていたり、水がすごく漏れているといいますか、水たまりになっていたり。1回新幹線に乗ってる最中に地震が来て、停電になって止まったこともありました」と自身も影響を受けたという。「いろんなことはあったんですけど、何とかやってます」と前向きに話した。

 パリ五輪代表は、5月の代表選考会を経て決まる。新たな拠点から、再び夢舞台を目指す。

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