森ひかる トランポリン五輪代表へ「どれだけ演技点を取れるかがポイント」
トランポリンで今夏のパリ五輪予選を兼ねるW杯アゼルバイジャン大会で五輪枠獲得を確実とした日本女子が27日、成田空港に帰国した。今大会5位で21年東京五輪代表の森ひかる(TOKIOインカラミ)は「枠を取ることは当たり前ではないので良かった」とホッとした表情だった。
母校の金沢学院大で恩師の丸山章子さんに指導を受けるため、年明けから拠点を東京から金沢に戻した。1月1日の能登半島地震で体育館が使用できなくなったこともあったが、「何とかやってます」と練習に深刻な影響はないという。
パリ五輪代表は、5月の代表選考会を経て決まる。再び夢舞台に立つためにも「どれだけ演技点(出来栄え点)を取れるかがポイントになる。そこに磨きをかけられたら」と成長を誓った。