新谷仁美 日本記録更新に闘志「どれだけ記録を更新されようとも追い求め続けてきた」 1月にペースメーカーとして前田穂南の更新演出

 笑顔を見せる新谷仁美(撮影・吉澤敬太)
 決意を語る新谷仁美(撮影・吉澤敬太)
 東京マラソンへの意気込みを語る新谷仁美(撮影・吉澤敬太)
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 「東京マラソン」(3日、東京都庁~東京駅前)

 東京マラソンを前にした1日、女子日本歴代3位の記録を持つ新谷仁美(36)=積水化学=が都内で取材に応じた。自身がペースメーカーを務めた大阪国際女子マラソンでは前田穂南(27)=天満屋=が2時間18分59秒をマークし、19年ぶりに日本記録を更新。新谷は「どれだけ記録を更新されようとも、追い求め続けてきた。日本記録更新を目指していきたい」と、闘志を燃やした。

 昨年9月に行われたベルリンマラソン後、これまでのレースを振り返り「人任せでマラソンをしてきたというのが反省点」と気づきを得た。「5000、1万メートルの時から、自分から勝負をしかけて目標達成につなげてきた。今回のマラソンは自分でも勝負ができるように。自分の理想とする走りを追い求めてやっていきたい。ペースメーカーをうまくは利用するけど、そこに任せっきりのレースはしたくないし、そういう意識で練習してきた。それが明後日に表現できたら」と意気込んだ。

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