野村忠宏氏 谷亮子氏に「早よ、せーよ、いつまでしゃべってんねん」柔道五輪3連覇直後 取材ゾーンで激しく後悔したこと
柔道五輪3連覇の野村忠宏氏が1日、フジテレビ「酒のツマミになる話」に出演。アテネ五輪で優勝直後に起きた後悔しているできごとを語った。
1996年のアトランタ、2000年のシドニーに次いで、アジア人初の五輪3連覇を達成した野村氏。しかし、同時期に女子では谷(旧姓・田村)亮子氏も活躍していた。男女の最軽量級は同じ日に競技が行われ、野村氏が優勝した直前に、谷氏も金メダル連覇を獲得していた。
試合直後にテレビ取材を受けるためにミックスゾーンに向かうと、谷氏がマイクを向けられていた。野村氏は当時を「ヤワラちゃんが最初の(テレビ)1局目でずっとしゃべってる。私はその横で、3連覇で最高の気分でずーっと立たされているんですよ」と振り返った。
最初は「しょうがないと思って、待った。ちょっと待った。だんだん『早よ、せーよ。いつまでしゃべってんねん』と」とイライラが募っていく過程を言葉にした。
「途中で我慢の限界が来て、どうせ後で公式の記者会見があるから、その時にしゃべればいいや、と思って。ヤワラちゃんがインタビューを受けている後ろを通って、そのままミックスゾーンをスルーしちゃったんです」
聞き手のアンタッチャブルや千鳥は「えーっ!」とビックリ。野村氏は「よくよく今、年を重ねてその時を振り返ったら、3連覇達成した直後のインタビューがない、ということ」と反省した。
さらに「あのときに感情のままに、ミックスゾーンで話したら、どえらい名言が出ていたかもしれない。名シーンには一切出てこない」と激しく悔やんでいた。