カーリング女子、異例の18年ぶり世界選手権出場の43歳西室淳子“初心”は不変「熱い思い持ったまま初出場のつもりで」

 カーリングの世界選手権(16日開幕、カナダ)に出場する女子日本代表のSC軽井沢クラブの5人が4日、軽井沢アイスパークで行っている強化合宿中にオンラインで取材に応じた。

 セカンドの西室淳子(43)は「チーム長野」時代の2006年大会以来、18年ぶり2度目の出場となる。長期ブランクを経て世界の大舞台に挑むベテランは「18年前のゲームの内容とかは全然覚えてないが、ゲームに対する熱意や熱い思いは忘れてない。(当時の)そういう気持ちは持ったまま、初出場のつもりで、挑戦者として全力で楽しく笑顔で走り抜けられるように頑張りたい」と意気込みを語った。

 初出場となるスキップの上野美優(22)は「今回4人が初出場で、淳子さんも18年ぶりで、(全員が)ほぼ初めての状態。世界のトップチームと自分たちがどこまでできるか挑戦者として楽しみつつ、まずは私たちらしく存分に楽しんで、周りの方にも楽しんでもらった結果、(いい)結果が出たらいい」と語った。

 今年の日本選手権を制した同チームは、26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪の代表候補としても先行している。

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