スキージャンプ・葛西28位 5季ぶり海外得点 51歳「久しぶりにいい経験」
「ノルディックスキー・ジャンプW杯男子・個人第24戦」(3日、ラハティ)
51歳の葛西紀明(土屋ホーム)が28位になった。葛西が海外のW杯で上位30人による2回目に進み、W杯得点を獲得するのは2019年3月以来で5季ぶり。小林陵侑(チームROY)は5位。ヤン・ヘルル(オーストリア)が今季2勝目、通算3勝目を挙げた。
葛西が1日の個人第23戦は50人が通る予選を通過し、この日は本戦上位30人による2回目に進出。「少しずつ順序を踏んでいる感じで、久しぶりにいい経験になった」と確かな手応えをつかんだ。1回目に123メートル、海外W杯で5年ぶりとなる2回目は106・5メートルと失速した。それでも30位以内に与えられるW杯得点を獲得。小林陵は「内容がずっといいので、あまり驚きはない」と舌を巻いた。