新設会場でバド五輪テスト大会 環境に配慮、持続可能アピール

 【パリ共同】パリ五輪のテスト大会を兼ねたバドミントンのフランス・オープンが5日、新設会場となる市内北部の「アディダス・アリーナ」で開幕した。会場は環境に配慮してリサイクル材料や木材を使い、持続可能な大会をアピールする。

 五輪ではバドミントンや新体操、パラリンピックはバドミントンとパワーリフティングを実施。大会組織委員会によると、整備費に約1億3800万ユーロ(約225億円)をかけ、約8千の観客席はプラスチックを再利用してつくられている。

 女子ダブルスで広田彩花とペアを組む福島由紀は「ヨーロッパスタイルで格好良くつくられている。こういう会場で試合できるのがうれしい」と話した。

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