内村航平さん パリ五輪選手へ90文字の異例長文エール 石川佳純さんも爆笑「一言で片付けられない」注目競技は「体操!」
体操男子で五輪2連覇の“キング”内村航平さん(35)が6日、アンバサダーを務める寝具メーカー「エアウィーヴ」が都内で開催した新商品発表会に出席した。今夏のパリ五輪では、選手村などで同社のマットレス1万6000床が使用される。東京五輪と同様、好みで硬さをアレンジできる仕様だが、同モデルとして一般販売もされるだけに「選手と同じ気持ちになって応援していただきたいので、ぜひ同じ物を買って、選手は試合前にこういう風に考えてるんじゃないか、みたいなところまで想像して使っていただけるとうれしい」と呼びかけた。
トークセッションでは、司会者からパリ五輪の注目競技を聞かれると、食い気味で「体操です!もちろん」と即答。さらに、出場選手へのメッセージをフリップに記して用意してきたが、同席した石川佳純さん(31)が「悔いのない戦いを!!」と簡潔に記したのに対し、「本当に大丈夫か?と毎日自問自答して、完璧な準備をし、現地に着いてからも同じことをして圧倒的自信をつけて周りの環境にまどわされずに自分を保つこと。そして本番では開き直って楽しむこと。」(原文まま)と、5行にわたる90文字でしたためた“金言”を読み上げた。
フリップボードに収めるには異例の長文メッセージに石川さんも隣で爆笑したが、「リハーサルの時に(内村さんから)何て書くの?って聞かれて『悔いのない戦いを』って言ったら、『そうなんだ。何も考えてない』って言ってたのに、本番でめっちゃ長いのを書いてきた!」と内幕を暴露。石川さんを“ダシ”にした形のキングだが、「やっぱり一言じゃ片付けられない大会ですし、金メダリストとしてこれは大事だということを本当に選手に伝えたいので(長くなった)。4大会に出て2連覇をした中で、やっぱりこれが大事なんじゃないかと。一言では片付けられないっていうのが表れてしまった」と終始真顔で説明し、石川さんをさらに笑わせていた。
また、引退後はゴルフを始めたといい、同社の高岡本州会長から「(スコア)100を切った」と暴露され、「いやいや」と照れ笑いを浮かべていた。