閉鎖案「固まっていない」 宮城野部屋、代行が説明
大相撲の元幕内北青鵬の暴力問題で宮城野親方(元横綱白鵬)が師匠を外れ、春場所(10日初日・エディオンアリーナ大阪)限りでの閉鎖案が浮上した宮城野部屋について、師匠代行の玉垣親方(元小結智乃花)は9日、大阪市内で「まだ固まったわけではない。いいケースから悪いケースまである」と説明した。
宮城野部屋の処遇を巡り、8日の伊勢ケ浜一門の会合では閉鎖する意見が一部で上がっていた。
閉鎖となれば、所属力士ら全員は4月以降に一門内の別の部屋へ移籍。玉垣親方は「他の部屋で受け入れられる人数にも限りがある」とした上で、「分散する形になるかもしれない」と述べ、複数の部屋へ分かれる可能性も示した。