先頭集団ペースメーカー13キロで4人のうち2人脱落 有森裕子さんも驚く「まさか15キロで2人になるとは…」 東京マラソンでもPM物議

 先頭集団から遅れるペースメーカーのパデユー(左端)=代表撮影
 名古屋ウィメンズマラソンで一斉にスタートするランナー
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 「名古屋ウィメンズマラソン」(10日、バンテリンドーム発着)

 スタートから先頭集団のペースメーカーを務めたシャーロット・パデュー(32)=イギリス=が12キロ地点で走るのをやめた。先頭集団のペースメーカーは1キロ3分18秒のタイム設定で、最長30キロまでけん引する予定だった。パデューはその直前も先頭集団の最後尾になるなど、不安定な走りをしていた。

 13キロ付近でジュディスジェプタム・コリル(28)=ケニア=も遅れ始めた。先頭集団に4人いたペースメーカーは予定距離の半分以下で脱落となった。

 テレビ解説を務める有森裕子さんも「まさか15キロで2人になるとは思わなかった」と、驚いた様子だった。

 前週の東京マラソンでもペースメーカーの不安定さが物議を醸していた。

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