2024.03.10

頭でぶつかり合った阿武咲と玉鷲の衝撃音　荒磯親方も「いやあ、すごい音しましたね」と驚がく　阿武咲の立ち合いを絶賛

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　「大相撲春場所・初日」（１０日、エディオンアリーナ大阪）

　阿武咲が鋭い踏み込みから一気に玉鷲を押し出した。この取り組みで注目されたのは、両者が頭と頭でぶつかった立ち合いの衝撃音。ゴンッという音が場内に響いた瞬間、ＮＨＫの実況アナも「すごい当たり」と漏らしたほど。向正面で解説を務めた荒磯親方（元琴勇輝）も「いやあ、すごい音しましたね、立ち合いの。こちらまでその音が聞こえてきていましたけど。どちらも踏み込みが良かったですけど、特に阿武咲の踏み込み、その後の出足。素晴らしいものがありましたね」と大きな音に驚きながら取り組みを称賛した。

　当たりあった後、玉鷲に小さくはたくような動きが見られた。荒磯親方は「本来、玉鷲関はあんまりはたいたりしないんですけどね。それだけ圧力が強かったんだと思いますね」と阿武咲の立ち合いの集中力を高さをほめていた。