37歳の北磻磨が1267日ぶり関取白星「うれしいです」

 立ち会いから素早く相手を土俵際に押しやる北磻磨(右)=撮影・坂部計介
 土俵入りをする北磻磨(撮影・坂部計介)
2枚

 「大相撲春場所・4日目」(13日、エディオンアリーナ大阪)

 昭和以降2位の高齢となる37歳6カ月29日(番付発表時)で、最多タイ9度目の再十両となった北磻磨(山響)が、對馬洋(境川)を破った。

 立ち合いで低く頭から当たると、そのまま足を止めずに押し出した。関取としての白星は2020年秋場所11日目以来、1267日ぶり。「うれしいです」と短い言葉に実感を込めた。

 3日目までは3連敗とはなったが、悔しさを感じながらも毎日相撲が取れる喜びをかみしめているという。大阪の部屋には、北の湖前理事長(元横綱)のお墓があるといい、毎日手を合わせて力をもらってから場所に向かうのがルーティン。5日目以降に向けて「本当に新十両みたいな気持ち。ここから11番楽しんでいきます」と力を込めた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス