大相撲 宮城野親方が満面笑みで新弟子と記念撮影 聖白鵬が新序一番出世披露 ガッチリ握手も
「大相撲春場所・5日目」(14日、エディオンアリーナ大阪)
新序一番出世披露が行われ、聖白鵬は(宮城野)土俵に上がる前に宮城野親方と記念撮影に応じた。
2日目の11日に行われた前相撲では、しこ名について本名のデミデジャムツがモンゴル語で「聖なる海」という意味から、「聖という文字を入れたい」と希望した。そこで宮城野親方の現役時代のしこ名に聖をつけて「聖白鵬」に決まり、3月1日に伝えられたという。「白鵬を背負っているので負けられない。自分には荷が重いけど、ひとつひとつ頑張っていきたい」と並々ならぬ決意を示していた。
聖白鵬は鳥取城北高から同大に進み宮城野部屋に入門。約9カ月の研修期間を経て初場所に新弟子検査を受検。ようやく大相撲での第一歩を踏み出した。父はモンゴル相撲で4度の優勝を誇り、192センチ、127キロと体格に恵まれた真のサラブレッド。宮城野親方とは「2年以内に関取に上がろう」と約束をかわしており、大きな夢に向かって力強く歩みを進めていく。