レスリング「133連勝」藤波朱理、右肘脱臼で手術も検討 復帰まで1カ月以上の見込みも今夏パリ五輪出場へは支障なし

 レスリング女子53キロ級で公式戦133連勝中の藤波朱理(20)=日体大=が、練習中に右肘を脱臼し、手術を検討していることが15日、わかった。4月のアジア選手権(キルギス)は欠場する。3週間の固定が必要で、練習復帰まで1カ月以上かかる見込みだが、代表に決まっている今夏のパリ五輪には支障がないという。

 コーチを務める父・俊一さんによれば、藤波は14日の練習中に負傷し、右肘のじん帯を断裂した。保存療法を選んだ場合でも復帰までの日数は大きく変わらないことから、手術を受けることを検討。本人は前向きに受け止めており、今後の治療、リハビリに励むという。

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