競泳パリ五輪選考開幕 池江予選から復帰後ベスト!「やっと戻って来た証拠の1歩」復帰後初めてプールに入った日に

 予選を終え笑顔で手を振る池江璃花子(撮影・吉澤敬太)
 力泳する池江璃花子(撮影・吉澤敬太)
 予選を終えほっとした表情を見せる池江璃花子(撮影・吉澤敬太)
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 「競泳・パリ五輪代表選考会」(17日、東京アクアティクスセンター)

 女子100メートルバタフライ予選が行われ、21年東京五輪代表の池江璃花子(横浜ゴム)が57秒54の2位で通過した。18日に行われる決勝で派遣記録(57秒34)を突破し、2位以上に入れば3大会連続となるパリ五輪代表に決まる。

 体が動きにくい午前中のレース。スタートから力強い泳ぎを見せ、白血病から復帰後ベスト(57秒68)を更新した。昨年10月から拠点とするオーストラリアでの練習の成果を発揮。7・5割ほどの力で、感覚以上の好タイムが出たという。「やっと戻って来た証拠の1歩」とうなずき、「選考会独特の雰囲気で緊張はしているけど、楽しめている自分もいる」と精神的な頼もしさも見せた。

 この日は準決勝までを行い、決勝は18日に行われる。4年前のこの日は、復帰後初めてプールに入った池江にとって思い入れの強い日だ。「自分に『パリ五輪を決めたよ』と、過去に戻って言いたいくらいきつい4年間だった。勝って、派遣を切って、明日の夜を笑顔で迎えられたら」と気持ちを高めた。

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