瀬戸大也が貫禄の首位通過「気持ちよくチェックしながら」400メートル個人メドレー予選
「競泳・パリ五輪代表選考会」(18日、東京アクアティクスセンター)
男子400メートル個人メドレー予選が行われ、21年東京五輪代表の瀬戸大也(CHARIS&Co.)が4分13秒03をマークし、全体1位で午後の決勝に進んだ。日本水泳連盟が定める派遣標準記録(4分10秒63)を突破し上位2位に入れば、3大会連続の五輪出場が決まる。
前半200メートルを2分0秒93でターンし、先頭でゴール。「全体的に気持ちよく、(動きを)チェックしながら泳いだ」と上々の手応えを語った。
昨秋からオーストラリアに拠点を変更。練習をこなす中で、体重は昨年10月のアジア大会(杭州)より約8キロ減り、顔は1回りシャープになった。
若手の台頭も目立つ400メートル個人メドレー。瀬戸は「自分の背中を追って、瀬戸に勝てばメダルが取れると(思ってもらえたら)。決勝はパリにつながるように前半200メートルで2分を切って、(合計)4分7秒台を目指していきたい」と力を込めた。