入江陵介 100背泳ぎ2位で五輪ならず 「ごめん」リレー組む松元にぽつり謝罪
「競泳・パリ五輪代表選考会」(19日、東京アクアティクスセンター)
男子100メートル背泳ぎ決勝が行われた。21年東京五輪代表の入江陵介(イトマン東進)は、54秒10の2位。日本水泳連盟が定める派遣標準記録(53秒21)を突破できず、競泳界最多の5大会連続の五輪出場は、21同200メートルにお預けとなった。
前半50メートルを25秒73のトップで折り返すも、後半にみるみる失速。隣のレーンで泳ぐ松山陸(銀座千疋屋)にも逆転を許した。
2位となり、400メートルメドレーリレー代表入りも厳しくなった。取材場所で世界選手権(福岡)でメドレーリレーを組んだ松元克央(ミツウロコ)とすれ違うと、入江は「ごめん」とぽつり。取材には応じずうつむいたまま、足早に更衣室へと向かった。