鈴木聡美3度目の五輪代表 競泳日本勢史上最年長33歳 自己ベストに歓喜「ようやくスタートラインに立てた」
「競泳・パリ五輪代表選考会」(19日、東京アクアティクスセンター)
女子100メートル平泳ぎは33歳の鈴木聡美(ミキハウス)が1位となり、競泳の日本勢で史上最年長の五輪代表に決定した。自己ベストに、右拳を思い切り水面に振り下ろして歓喜した。
2大会ぶり3度目の夢舞台に「本当に心からうれしい。150%、マシマシの力を全て出し切った」と満面の笑みだった。12年ロンドン五輪で三つのメダルを獲得したヒロインも33歳。東京五輪出場を逃した際は「私まだやれるのかな」「引退した方がいいんじゃないかな」と激しく落ち込んだが「ここで逃げるのは違う」と奮起した。
自身初の1分5秒台に突入し「ようやくスタートラインに立てた」と充実の表情。「オリンピックは表彰台を狙いたい」と意気込んだ。