坂本花織、まさかSP4位発進 ジャンプ乱れ苦笑い 日本勢初の3連覇へフリーで巻き返しへ 吉田陽菜8位、千葉百音13位 世界選手権

 演技する坂本花織
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 「フィギュアスケート・世界選手権」(20日、モントリオール)

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、22年北京五輪銅メダルの坂本花織(23)=シスメックス=が73・29点で4位発進となり、日本勢初となる世界選手権3連覇へ巻き返しが必須となった。

 冒頭のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)は着氷。続く3回転ルッツが乱れたが、3回転フリップ-3回転トーループは降りて立て直した。演技後は苦笑いで、中野園子コーチに「全部もう!」と声をかけながらリンクサイドに引き上げた。

 初出場の吉田陽菜(18)=木下アカデミー=は64・56点で8位、初出場で2月の四大陸選手権優勝の千葉百音(18)=木下アカデミー=は62・64点で13位。ルナ・ヘンドリックス(ベルギー)が76・98点で1位、イザボー・レビト(米国)が73・73点で2位だった。

 ペアは連覇を目指す“りくりゅう”こと三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が73・53点で2位発進した。

 ペアフリーは21日、女子フリーは22日に行われる。

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