朝阪神が会心2勝目「思い切っていくだけ。悔いなく終われれば」 水原通訳解雇報道のドジャース・大谷には心配顔

 「大相撲春場所・12日」(21日、エディオンアリーナ大阪)

 大好きな阪神タイガースをしこ名にする西序二段3枚目の朝阪神(高砂)が三段目の伊藤(錣山)を押し出して2勝目を挙げた。5番相撲で負け越しが決まっていたが、この日は力強いおっつけで押し込み、相手に反撃を許さず。「負け越したので、もう思い切っていくだけだった。気持ちの面では吹っ切れました」とすっきりとした表情で快勝を振り返った。

 大阪府泉大津市出身。幼少期からプロ野球・阪神の大ファンで、18年春場所で朝塩本から改名した。ご当所の春場所で勝ち越したのは19年が最後(21年は東京開催)。「なぜか勝てないっすね、大阪は」と歯がゆさを口にしつつ「残り1番、思い切り行くだけ。思い切り当たって前に出る自分の相撲をとりきって、悔いなく終われれば」と最高の相撲で締めくくることを誓った。

 プロ野球の開幕を前に、選抜高校野球大会が開催中。朝阪神は「明日は大阪桐蔭が出てくるから楽しみ」と猛虎だけでない野球好きの顔をのぞかせると、ドジャース・大谷の通訳の水原一平氏が解雇されたとの報道に「すごいニュースが飛び込んできましたね」とビックリ。「大谷選手のプレーに影響が出ないといいけど」と心配していた。

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