花車優が200M平泳ぎ2位で初の五輪切符!「めちゃくちゃホッとした」ともに代表入りの渡辺一平にバチバチ?「日本のお家芸。僕が金メダルを」
「競泳・パリ五輪代表選考会」(21日、東京アクアティクスセンター)
男子200メートル平泳ぎが行われ、花車優(イトマン東京)が2分7秒07の2位で、1位の渡辺一平(トヨタ自動車)とともにパリ五輪切符を獲得した。
隣のレーンで前を行く渡辺を追いかけ、深沢大和(東急)の猛追もかわした。代表圏内の2位に滑り込み、「(渡辺)一平くんにやられたのは悔しかったけど、めちゃくちゃホッとしました」と笑顔で喜んだ。
22年世界選手権銀メダルの実力者だが、23年は代表落ちを経験。悔しい経験を糧に、再び代表に返り咲いた。パリ五輪へは「独特な雰囲気があると思う。昔からの夢の舞台。そこで結果を出したい」と目を輝かせる。
目標を問われると「世界記録保持者と互角に戦いたい。優勝っていうと言い過ぎか、でも表彰台には絶対に立ちたい」と謙虚に意気込んだが、渡辺一平が「一緒にダブル表彰台を目指して、僕は金メダルを目指したい」と話す姿を見ると闘志に火が付いた。「200メートル平泳ぎは日本のお家芸。(表彰台に)2人で結果を残せたらと思いますし、(取材を受ける)一平くんの『金メダル』という声が聞こえた。僕が金メダルを取りたい」と不敵に笑った。