伏兵・寺門弦輝が200Mバタフライで初の五輪切符! おえつ&大号泣で歓喜「視力がよくなくて、見間違いかと思った」

 男子200mバタフライ決勝を制した寺門弦輝(右)と2位の本多灯(撮影・持木克友)
 男子200メートルバタフライ決勝で優勝し、派遣標準記録を突破して喜ぶ寺門弦輝。右はともに五輪切符を獲得した2位の本多灯
 男子200メートルバタフライ決勝で競い合う本多灯(手前)と寺門弦輝
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 「競泳・パリ五輪代表選考会」(21日、東京アクアティクスセンター)

 男子200メートルバタフライ決勝が行われ、寺門弦輝(セントラルスポーツ)が1分54秒07の1位で、派遣標準記録を突破して初の五輪代表に内定した。2位で世界選手権王者の本多灯(イトマン東京)も2大会連続の五輪代表となった。

 初の五輪出場を決めた伏兵・寺門は、うれしさのあまりおえつしながら大号泣。「視力がよくなくて(タイムが)見間違いかと思ったんですけど。よく見たら決まっていたので良かった」と笑いつつ、「いい結果が出せてようやく自分の水泳ができたと心から思えた涙だと思う」とかみしめた。

 大本命の本多が左足首を負傷する中でのレースではあったが、終盤に大逆転する強さを見せた。「一緒に授業を受けたり、水泳の相談に乗ってくれる頼もしい先輩」と2人で挑む五輪へ、「限られた人しか出られない。楽しみたい」と目を輝かせた。

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